ケルンのRaum19展示会に訪れました 2024.1

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imm cologne2024 ケルン家具見本市開催-しかし

毎年1月は第2週にフランクフルトで開催されるHeimtextil見本市と第3週にケルンで開催されるimm cologneケルン家具見本市を訪れます。ケルン家具見本市はコロナの影響もあり4年ぶりの開催でしたので、訪れてみました。
しかしながら1万円近い入場料のわりに、出展者数も少なく、特に目当てとしているベッド・マットレスのゾーンは中国企業の出展がかなり多く、魅力に欠けるものでした。

私どもが興味を持つというと、自然素材系のメーカーでは馬毛のMoosburgerやDormiente、ProNaturaぐらいで、ブース数も少なく、あっという間に見終わってしまいました。非常に残念な結果です。全体的にも、出展数の減少が大きく、様々なプレゼンテーションをしているものの、この状態では来年どうする?という感じです。

全体としてはHeimtexilもそうですが、自然素材系でリサイクルや生分解性のあるものが特徴的に展示されています。一方で中国のマットレスメーカーはウレタン系の素材が多く目につきました。

Raum19 自然素材メーカー系の独立した展示会

同時期に、ケルン市の少し離れたところ、チョコレート博物館の隣で、RelaxやHuslernest社をはじめ、自然素材の木工メーカーなどが集まったRaum19という展示会が行われていて、そこを急遽訪れました。

社長のHerbertとは久しぶりの再会です。Relax社は新しい工場を建て増しして、DX化した発送システムなどが充実していたそうです。ただ、ヨーロッパのインフレは日本以上で、しかもユーロ高。価格的にはかなり厳しい状態になっています。

天然ラテックスのフォームメーカーも、合併して1社になって寡占状態になったため、コストが高止まりしているとのこと、たしかに今の水準では日本に入れるとかなり厳しい状態です。

そんな中でもRelax2000の新しい仕組みや、新発想で硬さが変えられるラテックスマットレスなど、新しい試みがなされていました。

Herbertに日本に来ないのか・・・といったら、子供が生まれて小さいのでねぇ・・とのことです。

社長のヘルベルトとひさしぶり。 彼とは2009年以来のお付き合い
二層構造になった新しいショルダーシンキングシステム 日本人の体形ではほとんど必要としないと思われます。
中のパーツを取り換えて硬さを調節できる、ラテックスのシステム 面白いけど高いね~
ドイツでも屈指のゴシック建築であるケルン大聖堂 いつ見てもすごい
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